自衛官との婚活ブームの要因は震災、公務員、ドラマなど

仕事が危険そう、転勤が多そう等の理由でかつては敬遠されていた時代もあった男性自衛官ですが、ここ数年、女性の結婚相手としての人気が急上昇しています。
理由の一つに、東日本大震災での救援活動が大きく報道されたことがあげられています。
責任感が強く、たくましく、頼れる、男らしい等、従来のイメージから変化し、女性から結婚相手としてふさわしいと思われるようになったとか。
また安定した公務員であることや女性との出会いがない職場であることも(浮気の心配がなさそう)人気を後押ししています。
実際に結婚相談所や婚活パーティーなどで出席男性が自衛官限定の場合、女性からの応募が殺到し、人数制限となることも多いようです。
2014年4月に放送されたTBS「もてもてナイティナインお見合い大作戦」で初の自衛官特集。
過去最多の1324人の女性からの応募があったそうで・・・。
かつて理想の結婚相手の条件として三高(高学歴・高収入・高身長)といわれましたが、
現代は三平(平均的な収入、平凡な外見、平穏な性格)男子が人気です。
公務員は三平のスタンダードと評されますが、自衛官は更にたくましさ、男らしさが加わるので、女性人気が集中するのも頷けます。
また一部では航空自衛隊を舞台にしたテレビドラマ「空飛ぶ広報室」(TBS 2013)や、自衛隊が全面協力した映画「図書館戦争」(東宝 2013)等も影響を与えているといわれます。
こういった時代背景も追い風となり、空前の自衛官との婚活ブームが到来。
確かに、力強くて頼りがいがあり、上下関係に厳しい礼儀正しさ、どのような場面でも諦めない不屈の精神、鍛えられた肉体など、女性からの好感度が高い条件は揃っています。
しかも国家公務員として収入面でも安定感があり、結婚相手にふさわしいと思われるのはよくわかりますね。